雲南の教育魅力化
(キャリア教育)

TOP >  活動紹介 >  雲南の教育魅力化(キャリア教育)

2017年度から市内高校へ教育魅力化コーディネーターを配置し、
県立高校・教育委員会・カタリバの3者が協働しながら、生徒にとってより魅力的な教育を届けていきます。
また、社会教育の領域でも中高生が地域の課題を「自分ごと化」する機会や、
そこで芽生えた問題意識や想いを、今度は行動へと移す場をつくります。
こうした事業を通じて、生徒の主体性・協働性・探究性を身につけることを目指しています。

課題

キャリアを思い描くための
「出会い」「ロールモデル」が不足

地域の中高生が、「進路」や「将来」など未来を思い描くうえでの課題は、「出会い」が不足していることです。進学や就職をきっかけに市外に出て行く若者が多いため、中高生にとって身近なロールモデルを見つける機会は多くありません。また、幼少の頃から同じコミュニティの中で過ごすことが多く、さまざまな同世代と関わる機会が少なく、「一歩踏み出す」ことへの戸惑いを持つ傾向があります。

キャリアを思い描くための「出会い」「ロールモデル」が不足

アプローチ

地域の活性化に尽力する大人と、
教育資源として連携・協働

地域の活性化に尽力する大人と、教育資源として連携・協働

一方、市民一人ひとりがまちづくりに参加することが大事にされ、まちおこしやNPOの活動も盛んな雲南市には、志をもって地域の発展に尽力する大人たちが多くいます。そこで雲南市の中高生と、地域で頑張る大人や県内の大学生、都市から訪れた若者などとの出会いをつくることで、中高生がキャリアを思い描くうえでの刺激を受け、視野を広げることを目指しています。さらに「地域のために、何かしたい」という意欲が芽生えた中高生は、地域課題の解決のためのプロジェクトに挑戦。地域の大人たちに協力してもらいながら、中高生がプロジェクトの実行を通じて学びを得られるように、サポートしています。

取り組み①

教育魅力化

市内高校へ教育魅力化コーディネーターを配置し、学校と社会とのつながりを広げ、深めていき、生徒たちの学びをさらに充実していく活動を行っています。こうした活動を通して、生徒たちが学校に居ながらも地域とつながり、自分の将来について新たな視点を発見し、将来を多様な視点から考えられるようなキッカケをつくっています。

教育魅力化

取り組み②

社会教育事業

社会教育事業

中高生を対象に、身近な先輩やさまざまな社会人と関わる機会をつくっています。そうした人と出会い、ときには協働することで、子どもたちが様々な考え方に触れ合い、多様な選択肢に触れることを目的としています。具体的には、大学生や社会人と本音で語り、少し未来の自分を考えるための「カタリ場」(中学校への出張授業)や、地域の内外で活躍するゲストのプレゼンを聴く授業(中高生の幸雲南塾)などを設け、自分の興味・関心を見つけ、広げる機会をつくっています。
また、地域課題を解決するプロジェクトに取り込む高校生をサポートしています。関心のあるテーマが見つかり、意欲が引き出された高校生が、想いを「行動」へと移す背中を押します。地域の大人たちのサポートを受けながら、プロジェクトを計画・実行するなかで、主体性・協働性・探究性を身につけていきます。

カタリ場授業(授業の中で実施)

市内の社会人や若者を講師に迎え、自分の学生時代の悩みや挑戦であったり、どのように進路を決定していったのかを生徒へ届けます。自分より少し年上のロールモデルと対話を重ねることで、生徒たちが自らの進路や将来を主体的に考える機会を届けています。

カタリ場授業(授業の中で実施)

中高生の幸雲南塾(中高生の希望者へ実施)

学校外の土曜日などを活用し、中高生が県内外の社会人や大学生と一緒に活動を行います。こうした活動を通して、「何かしたいけど、どうすればいいかわからない。」「もっと地域に関わるような活動がしたい!」という中高生たちが、自分の興味関心を見つけ、当事者意識をもって行動を起こせるようにサポートを行っています。また、グループでのプロジェクトを達成していくことで将来リーダーとして必要な素地を育みます。

中高生の幸雲南塾(中高生の希望者へ実施)

幸雲南塾 in さんべ(中学3年生の希望者へ実施)

実際に働いている人と語り、勤労観/職業観に触れる体験をします。受けた刺激をしっかりと振り返り、日常の行動に結びつけられるワークショップを実施しています。日常で出会う機会が少ない職業人と触れ合うことで、勤労観や職業へ対する関心を引き出し、将来を考える時間を持つことを目指しています。

幸雲南塾 in さんべ(中学3年生の希望者へ実施)

うんなん若者カイギ

地域で活躍する若者との交流・協働を通じて、高校生がまちづくりへ参画する機会を届けます。実際に市内の行事において、興味関心のあるテーマで企画・実践を行い、学びを深めていきます。

うんなん若者カイギ

マイプロジェクト

地域や自分の身の周りの課題を考え、自ら解決に向けた取り組みを実践することを目的としたプロジェクト型学習プログラムに取り組み、子ども達の主体性・協働性、深究性を育みます。

マイプロジェクト

担い手

市内外の大学生・社会人が、
中高生の教育に参画

幸雲南塾inさんべに協力してくれた大学生幸雲南塾inさんべに協力してくれた大学生
活動に参加する市役所職員活動に参加する市役所職員

島根大学の大学生、キャリアセンターの専任教員と関係性を築き、継続的な協力を引き出せています。
また、県外の大学生とのネットワークも活用しています。
市役所職員でも、若手を中心に活動への参加者が増えています。
中高生との対話をファシリテートする体験が、参加者自身の成長機会にもつながっています。

今後のビジョン

教育が魅力的なまちへ、
様々な人が集まってくる雲南市へ。

中高生が多様な選択肢のなかから、前向きにキャリアを選べるようになる。そのなかから、地域課題を解決するプロジェクトに取り組み、その体験から学ぶ中高生が数多く生まれてくる。さらに、彼らに刺激を受けた後輩たちが、主体的なチャレンジを始めるようになる。このような好循環をつくり出すことを通じて、私たちが目指すのは、魅力的な教育を展開するまち、雲南市に様々な人が集まるようになることです。

教育が魅力的なまちへ、様々な人が集まってくる雲南市へ。