不登校支援

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学校に通うことに困難を抱えている児童・生徒が通っています。
一人ひとりの習熟度に合わせた学習支援とともに、
農作業や地域行事への参加などキャリア発達のための活動も取り入れています。
学校や保護者と密に連携をとりながら、施設に通えない子どもには家庭訪問も実施。
子どもたちの再登校や継続登校、進路実現を目指して、サポートしています。

課題

不登校を放置せずに、
一人ひとりをフォローする仕組みを

“ゲーム依存”など生活習慣の乱れ、友人関係のつまづきや親子関係の歪みによる“引きこもり”。全国的に広がりを見せる「不登校」への対策が必要なのは、ここ雲南市も例外ではありません。不登校の生徒の約15%が中学卒業時に進学せず、進学者のうち約15%が中退するという統計データも報告されています。子ども達が活き活きとキャリアを歩んでいくためには、不登校を放置せずに、子ども達一人ひとりをフォローする仕組みが必要です。 ※文部科学省平成28年不登校児童生徒の支援に対する最終報告 別途資料 より引用

不登校を放置せずに、一人ひとりをフォローする仕組みを

アプローチ

子ども達が安心して生活ができる、
居場所をつくる

子ども達が安心して生活ができる、居場所をつくる

不登校のケアで私たちが大切にしているのは、まずは子ども達が安心して集まれる“居場所”と、何でも相談できる大人との関係性をつくること。そのうえで学校へスムーズに復帰できるように、基礎的な学力と、規則正しい生活習慣や人間関係の構築力などキャリア発達を手助けすることです。

取り組み①

学習への意欲を高め、
基礎的な学力を身につける

子ども達が、意欲をもって勉強に取り組み、学習する習慣を形成することで、基礎的な学力を身につけられるようにします。学習への意欲を高め、基礎的な学力を身につける

学習計画を自分で立てる

学習計画を自分で立てる

そのために重視しているのが、子どもたちとスタッフの対話を通して学習計画を立てることです。無理のない学習量で、子どもの状況に応じたスケジュールを設定。また、自分で決めたことを実行することで、自己有用感や達成感を感じられるようにしています。

対話を大切にする

対話を大切にする

多人数での一斉授業ではなく、生徒1〜3人対してスタッフが1人ついて指導しています。じっくりと考える時間があり、分からないことは気軽に質問することで、子ども達は、「どうせ無理・・」から「なんかできそう!」という気持ちに変化。スタッフは「教える」だけでなく、「支える」「見守る」存在として機能しています。

学習を挑戦の場に!

学習を挑戦の場に!

子どもがもっと深く知りたいこと、不思議に思っていることを追求する学習を取り入れています。その中ではスタッフが子ども達と一緒に挑戦することも。スタッフ自身が学びを楽しみ、一緒に挑戦することで、子ども達の学びたい気持ちに火を灯します。

取り組み②

体験活動を取り入れ、正しい生活習慣や
人間関係の構築力を身につける

体験活動を取り入れ、正しい生活習慣や人間関係の構築力を身につける農作業やものづくり、地域行事への参加など体験活動を多く取り入れ、体育も充実させています。体を動かすことで規則正しい生活習慣を身につけ、体力を向上させるとともに、「自己有用感」や「達成感」を感じられるようにも意図してプログラムを設計。人間関係をつくる能力も身に付けていきます。

自然・設備を生かして、楽しむ!挑戦する!

おんせんキャンパス内の畑を利用して、季節に応じた野菜の栽培を行っています。また、陶芸や工作活動、イベントの準備なども。月に1度、調理実習や生花教室も開催しています。

自然・設備を生かして、楽しむ!挑戦する!

地域の方々や保護者と触れ合う

地域のイベントに参加したり、子どもたちが主体となりイベントを催し、地域の方々や保護者の方々と触れ合う機会を作っています。たとえば体験活動で栽培した野菜でお菓子を作り、地域の方々が主催されているお祭りで販売しました。

地域の方々や保護者と触れ合う

体育で体力をつくる

持久走や筋力トレーニング、体力テストを実施。地域の方がコーチや対戦相手として、参加することもあります。自分の好きな運動の後に、苦手な運動にも取り組むことで、無理なく体力を向上させます。

体育で体力をつくる

取り組み③

学校や保護者と連携して、
細やかにフォローする

子どもの様々な思いに寄り添い、支えていくためには、保護者の方々や先生方の協力が不可欠です。子どもを中心に、周りの大人がチームとして支援体制をつくることを意識しています。学校や保護者と連携して、細やかにフォローする

学校との連携

学校との連携

学習や体験活動の進捗、頑張っている様子を毎日レポートで共有。学年部内や関係の先生方で回覧・共有してもらっています。「ケース会議」への参加、学校への「別室登校」との足並みを揃えた支援など、緊密にコミュニケーションを取っています。

保護者へのフォロー

保護者へのフォロー

メールや電話で活動の様子をお伝えするとともに、保護者の方から、子ども達の家庭での様子を共有してもらう面談を行っています。保護者の方の困り感や孤独感、家庭内の状況や親子の関わり方も把握。保護者会・勉強会を開くなど、保護者間のつながり、スタッフとの関係性をつくる活動もしています。おんせんキャンパスに通えない児童・生徒には、個別の家庭訪問を実施することもあります。

担い手

さまざまな経験を積んだスタッフが、
生徒の日常を支える

学校の教員や地域コーディネーター、心理職など多様な経験を積んできたスタッフが、子どもたちの日常を支えています。キャリア発達の側面でも、多様な価値観にふれられる場所です。

さまざまな経験を積んだスタッフが、生徒の日常を支える

今後のビジョン

安心 → 自信 → 一歩踏み出す。
行政・学校と徹底的に連携

安心 → 自信 → 一歩踏み出す。行政・学校と徹底的に連携

私たちが目指すのは、おんせんキャンパスに通う子どもたちが、再登校そして継続登校をできるようになり、希望した進路を実現することです。そのためのキーワードは「安心」「自信」「一歩踏み出す」です。子どもたちへの支援では、学習や体験活動、「ナナメの関係」を生かしたコミュニケーション活動を行います。また保護者の方々との関わりでは、保護者会や勉強会、相談会を充実させていきます。さらに、学校や行政と密に連携と情報共有を行い、支援方法の向上に努めていきます。