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おんせんキャンパスメルマガ Vol.8「学校に行けなかったあの時間が自分には必要だった」

2020.2.21
written by石飛紫明

春のような暖かい日が続くと思っていたところで降った雪に、うれしそうに遊ぶ子どもたちの元気な姿にほっとしているおんせんキャンパスです^^
Vol.7に続き、Vol.8を発信します!

今回の内容
①高校生カタリ場:体験談⑴「学校に行けなかったあの時間が自分には必要だった」
スタッフコラム:小林

高校生カタリ場(保護者会情報)
1月の保護者会は、例年、積雪を想定し会場をおんせんキャンパスではない場所で行っています。今年は雪がなかった中ではありましたが、三刀屋文化体育館アスパルで行いました。
今回は高校生から保護者さんに向けて体験談を話してもらう「高校生カタリ場」を行いました。
参加された保護者さんは過去最高の17名に上りました。

2名の高校生に語ってもらいましたが、今回のメルマガでは1人目の体験談を、お伝えします。
        
 


体験談⑴「学校に行けなかったあの時間が自分には必要だった」
現在高校3年生。中2~中3をおんせんキャンパスで過ごしました。
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家族の事情で急に引越し、転校になったことで家族への不信感が生まれる。
休むたびに自信がなくなっていく日々。父からの叱責。心の糸が切れ、ひきこもるように。
休んでいる間に母がドライブに連れて出る。ただぼーっと海を眺め、たわいのない話をすることで癒されていく心。この頃から母との会話が少しずつ増えていく。
母からおんせんキャンパスを知らされ行ってみることに。スタッフの明るさと、何もしなくても良い時間が心地よく、少しずつ元気を取り戻していく。
田植え、卓球、ギター・・・今までやったことのない体験が新鮮に感じ、大人との会話が視野を広げていった。
中3ではおんせんキャンパスで学習し、高校受験すると決めたこと、志望校を自分で決めたことを両親が喜んでくれたことが嬉しかった。
高校に入学し、皆勤できたことで自信もついたが「休んだらまた行けなくなるかも」というプレッシャーも絶えずあった。でも、毎日おんせんキャンパスに通ったこと、自分で学習を頑張ったこと、両親が応援してくれていることを自信に今日まで乗り切ることができたと思っている。
【高校生からのメッセージ】
両親へ:末っ子で頼りない自分かもしれないが、頼ってもらえるように頑張るので、これから社会に出て働く姿を見てほしい。自分の決定を見守ってくれていることに感謝している。
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話を聞かれた方から、質問と感想を頂きました。
【質問と答え】
①気持ちが下がっている時に家族や周りからかけられて嫌だった言葉
→学校へ行ってみないか。
(理由)自分で行けないことをダメだと思っているから、言われる度に自分を責めていた。
②再び学校へ行けなくなったきっかけ
→長期休みの課題が全部できなかったこと
③家族にされて嬉しかったこと
→行ったことのないところへ連れて行ってもらった。新鮮で嬉しかった。

【参加された方の感想】
・いろいろな経験をしてきて今日の日があったのだと思いますが、お二人が笑顔だったこと、家族に感謝していること、前に向かっていることが印象的でした。我が家は少しずつ前に進んでいますが、前を向いて歩いていきたいと思えました。
・お二人の姿を見ていて不登校だった自分に誇りを持っておられるのが印象的でした。悩みに悩まれそこから抜け出すことができたからですね。お二人の未来を応援しています。
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今回、この体験談を話してもらうことは高校生の二人にとって、とても大きなチャレンジでした。
自分の苦しい体験を事実だけでなく、その時の感情を思い出すことは大人でも辛い作業です。
それでも自分が話すことで誰かの力になる、そう思い勇気を持ってチャレンジしてくれた二人に感謝です。
次回はもう一人の高校生の体験談をお伝えします。お楽しみに!!



スタッフコラム

【プロフィール】 

▼名前 小林 美絵(こばやし みえ)
▼出身 雲南市木次町
▼趣味・好きなことなど
・ アナログゲーム収集
おんせんキャンパスでアナログゲームに出会い、すっかりハマってしまいました。みんなの顔を思い浮かべながら選んだゲームを気に入ってもらえた時はとっても嬉しいです!
・一人旅
大学時代に平安文学を専攻していたこともあり、京都へ一人で何度も足を運びました。(いわゆる聖地巡礼ですね)それ以来旅行といえばすっかり「一人で行くもの」に・・・。好きな旅行先はもちろん京都、と神戸です。

子どもとの関わりで楽しかったこと、学んだこと】
今年度も残りわずかになりましたね!今年度のおんせんキャンパスも、春の遠足秋の遠足田植えに稲刈りクリスマス会などなど楽しい思い出ばかりです。
また日々の生活の中でも、みんなが得意なこと・好きなことにイキイキと取り組んでいる表情や、たくさんの気づきをスタッフに伝えてくれることがとてもうれしく頼もしく思います。子どもたちみんなそれぞれが私の知らないことを知り、できないことができます。それを毎日こどもたちに教えてもらっています。

この記事を書いた人

石飛紫明

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