温泉に入ることは健康増進に効果がありますが、時々具合が悪くなる方もいらっしゃいます。
その代表的な症状や予防方法、対処方法をまとめました。
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実際に具合が悪くなる時には、どのような症状が現れるのでしょうか。
代表的な症状の原因や対処法についてまとめました。
温泉に継続して入ってから2日~1週間の間に起こる場合は温泉療法の好転反応の場合もあります。
事前に予防方法を知って心がけることで、具合が悪くなることを防ぐことができますし、
万が一悪くなったとしても軽度に抑えらえるかもしれません。
温泉では体が濡れて気づきにくいのですが、たくさんの汗をかいています。
水分補給をしていないと脱水症状になってしまうこともあるので、しっかりと水分をとっておきましょう。
食前食後は胃腸に血液が必要なところを、入浴によって皮膚の血管に血液が集まってしまい、消化不良を起こしやすくなります。
飲酒をするとアルコールによる利尿作用が働き、体から水分が奪われやすい状態になります。
その状態で入浴すると体から大量の水分が奪われるので脱水症状になったり、血液が濃くなり血栓ができやすくなります。
足元がふらつき、転倒の恐れもあるので入浴は控える方が良いでしょう。
温泉に入る前に、体の末端から中心という順番でかけ湯をすることで温泉の温度に体を徐々に慣らしていきましょう。
温泉に入ると体温が上がり、のぼせやすい状態となります。
冷たいタオルを頭に当てておくことで体が温まりすぎるのを防ぎ、のぼせ防止になります。
無理に長風呂をしてしまうと湯疲れにつながります。
こまめに湯舟から上がり、休憩して体温を下げることを心がけましょう。
少しずつ入浴して温まることで具合が悪くなりにくくなります。
ヒートショックなど思わぬ体調の変化が起こる可能性があるので、できるだけ見守ってもらえるようにしましょう。
かけ湯したり、長風呂をしないように心がけ、入浴後も急に体が冷えないように気を付けましょう。
長期間の湯治をされる場合は初めは体を慣らす程度から始めましょう。
中休みに温泉に入らない日を設けることも大切です。
放射能線や硫黄泉、酸性泉など、刺激が強い温泉は湯あたりしやすい傾向があるので注意しましょう。
万が一、具合が悪くなってしまった時の対処方法について簡単にご紹介します。
少しでも「いつもと違うな」と感じたら、自分は大丈夫だと過信せずに早めに周りの人に助けを求めましょう。
温泉で具合が悪くなった時の対処方法についてご紹介しました。
水分補給など基本的なことを意識することで、深刻な状況は回避できることでしょう。
一緒に温泉に行く方にもぜひ情報共有して、心も体もリフレッシュしてくださいね。