日本人にとって古くから親しまれてきた温泉は一体どのようにして地上に湧出しているのでしょうか?
雨や雪が地面にしみ込んだものです。しみ込んだ水が熱を得て、様々な成分が溶け出し、地上へ湧出してきたものが温泉となります。
ちなみに温泉の定義は【今さら聞けない】温泉の定義について | 温泉キャンパス (onsen-campus.jp)にて投稿していますので気になる方はご覧ください😄
どうやって水が熱を得ているかというと一つ目はマグマ、二つ目は地熱です。
火山がある付近の温泉は25度以上の源泉が多いことがわかっています。
では、地熱で温められた温泉はぬるいのかということになりますよね?
非火山性温泉は地熱で温められていると明記しましたが、地球は核に近づけば近づくほど熱くなっています。
なので深く掘れば掘るほど熱い温度の水を取り出すことができます。
およそ100メートル深く掘るごとに3℃上がります。
なので単純計算で地下2000メートルにある水の温度は60℃になります!
ちなみに明治以降から人工的に掘り出して温泉を見つけていたらしいよ。
それまでは自然に湧出した温泉を活用していたんだって!
非火山性温泉の水は深層地下水型と化石海水型に分類されます。
深層地下水型は雨水の一部が地面にしみ込んだ地下水が高温岩体や地下増温率※¹による地熱を熱源として温められたものです。
温泉のメカニズム | 日本温泉協会 (spa.or.jp)
※¹地下増温率-深度が深くなるほど地温が上昇し、100mごとに温度が約3℃ずつ上昇すること
化石海水型は化石海水※²が地中に閉じこめられそれが温泉となって湧出することを言います
温泉のメカニズム | 日本温泉協会 (spa.or.jp)
※²化石海水-太古の地殻変動などで古い海水が地中に閉じこめられている海水のこと
海が近いところの温泉は化石海水のところが多いんだって!
まとめ
日本は火山大国であり、そのおかげで温泉が数多くあるということです🌋🔥
自然の力って改めてすごいですね~💭