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赤い温泉から黒い温泉まで!?温泉の色まとめ

温泉の色

今回は温泉の色について調べてみました。こんなにも温泉に色の種類があるのはご存じでしたか?

きれいなエメラルドグリーンの温泉から真っ黒な温泉まであるんです!

乳白色系

乳白色の温泉イメージ

地中から湧き出した直後の温泉は無色透明でそのあとに温泉の成分に含まれる硫化水素が酸化し、硫黄化合物が生成されます。

その硫黄化合物が水中に浮遊しているため乳白色系に濁りやすいのが特徴です。

  • 乳頭温泉郷
  • 白骨温泉 他

よく見る温泉の色ですね!

青色系

青色の温泉イメージ

湧き出した直後は無色透明で2.3日後に青色になり1週間ほどで乳白色に変化するらしいです。

ケイ酸を多く含む温泉青色に見え、粒子が脱水縮合を起こして大きくなります。太陽光が青色の光だけ散乱することにより青色に見えるそうです。

  • 束の間(旧庄屋の館)
  • 須川高原温泉 他

まるで海のようなきれいな色ですね!一度でいいから入ってみたいな。

緑色系

緑色の温泉イメージ

緑色から黄緑、緑褐色などの色の温泉があり、中性で硫化水素を多く含むものが緑色に見えるそうです。

温泉に存在する藻類の微生物が太陽の光を受けて増殖し緑色に見えることもあるそうです。

  • 国見温泉 石塚旅館
  •  白玉の湯 泉慶 他

こちらも珍しい色の温泉ですね!緑色の温泉があるとは知りませんでした。

茶色系

赤褐色の温泉イメージ

鉄分を多く含む含鉄泉で、空気中の酸素に温泉が触れることで鉄分が酸化し茶色い沈殿物が生成されます。それにより茶色に見えるそうです。

  • 良の湯 舞千花
  • 塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園 他

鉄分が酸化して茶色く見えるんですね!
ちなみに微量の鉄分が含まれていても茶色く濁るらしいです。

黒色系

黒湯イメージ

腐植質を含む地層から湧き出た温泉はフミン酸が含まれています。

温泉にフミン酸が含まれていると光を吸収するため黒色に見えるそうです。

  • 桜館(東京都大田区池上)
  • 武蔵小山温泉 清水湯(東京都品川区武蔵小山) 他

関東には黒湯に入れるところが多いらしいです!

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