2023年3月14日
今回は温泉の色について調べてみました。こんなにも温泉に色の種類があるのはご存じでしたか?
きれいなエメラルドグリーンの温泉から真っ黒な温泉まであるんです!
地中から湧き出した直後の温泉は無色透明でそのあとに温泉の成分に含まれる硫化水素が酸化し、硫黄化合物が生成されます。
その硫黄化合物が水中に浮遊しているため乳白色系に濁りやすいのが特徴です。
よく見る温泉の色ですね!
湧き出した直後は無色透明で2.3日後に青色になり1週間ほどで乳白色に変化するらしいです。
ケイ酸を多く含む温泉青色に見え、粒子が脱水縮合を起こして大きくなります。太陽光が青色の光だけ散乱することにより青色に見えるそうです。
まるで海のようなきれいな色ですね!一度でいいから入ってみたいな。
緑色から黄緑、緑褐色などの色の温泉があり、中性で硫化水素を多く含むものが緑色に見えるそうです。
温泉に存在する藻類の微生物が太陽の光を受けて増殖し緑色に見えることもあるそうです。
こちらも珍しい色の温泉ですね!緑色の温泉があるとは知りませんでした。
鉄分を多く含む含鉄泉で、空気中の酸素に温泉が触れることで鉄分が酸化し茶色い沈殿物が生成されます。それにより茶色に見えるそうです。
鉄分が酸化して茶色く見えるんですね!
ちなみに微量の鉄分が含まれていても茶色く濁るらしいです。
腐植質を含む地層から湧き出た温泉はフミン酸が含まれています。
温泉にフミン酸が含まれていると光を吸収するため黒色に見えるそうです。
関東には黒湯に入れるところが多いらしいです!
参考サイト