日本にはたくさんの数の温泉がありますが…日本で一番古い温泉、あなたは知っていますか?
なんと一番古い温泉で3000年も前からあるらしいです。
3000年前というと日本は縄文時代の終わりかけ~弥生時代が始まったぐらいからある温泉ということになります。
そんな昔からある温泉が今もあるということがすごいし、ロマンがあると思いませんか?
という事で今回は日本の一番古い温泉について調べてみました。
タイトルにもある3000年以上前からある温泉は道後温泉でした。
伊予国風土記という書物の一説によると重病にかかった神様が道後温泉の湯で病が癒されたと書かれているそうです。
神様が道後温泉に入ったとかもう次元が違いすぎてヤバいですよね(笑)
あとかの有名は聖徳太子も道後温泉に来浴し、温泉の質が大変良いことに感動し石碑を建てたという伝説もあります。
神様の次は聖徳太子…(笑)
とまぁそれくらい昔からあるんだということは伝わりましたかね…?
道後温泉は昔から有名な温泉だったとういこともあり、数々の名のある歴史人物が来浴しているそうですよ。
具体的には中大兄皇子などの皇室の方々から正岡子規、夏目漱石が訪れたそうです。
道後温泉の温泉は18本の源泉からくみ上げた湯をブレンドしていて、加温も加水もしていないので温泉の効果を十分に感じることができます。
ちなみに美人の湯と呼ばれる単純温泉が泉質です!
3000年の歴史がいまいちピンときませんでしたが、過去訪れたことがある人物が教科書レベルの人ばっかりですごい…
有馬温泉は1400年前からある温泉です。
日本神話で有馬温泉の湯で傷を治す3羽のカラスの様子から発見されました。
そののち舒明天皇などの方々が有馬温泉の来浴によりだんだんと有馬温泉が広まっていきました。
有馬温泉に訪れたことがある有名な歴史人物は豊臣秀吉です。
過去9回も有馬温泉を訪れていた記録もあります。
そんな有馬温泉は過去に度重なる天災で壊滅的なダメージを受けてきましたが、行基・仁西・豊臣秀吉らが復興してきたおかげで今の有馬温泉があります。
ちなみに有馬温泉は2種類あって、金泉と銀泉です。
金泉は湧き出した直後は無色透明ですが空気に触れることで湯に含まれる鉄分が酸化し、赤褐色へと変化します。
炭酸ガスやミネラルが豊富で鉄分も多いので婦人の湯とも呼ばれています。
銀泉はラドンと炭酸ガスを含んでいます。
ラドンとは放射能のことで吸う温泉と呼ばれています。
放射能と言われると怖い印象を抱きますが、人体に影響がでないほどの微量な放射能なので健康面を侵されるということはありません。
そのラドンを吸うことで新陳代謝を促進し自然治癒力が高まると言われています。
豊臣秀吉めっちゃリピーターやん笑
南紀白浜温泉は日本書紀や万葉集でもたびたび登場し、かつては熱海温泉や別府温泉と並んで日本三大温泉と言われていたそうです。
昔の天皇の方々も湯治に訪れたとか….
昔から評判が評判のいい温泉だったことがわかりますね!
南紀白浜温泉と言えば太平洋がすぐ目の前にある海の見える露天風呂(崎の湯)が有名なのではないでしょうか。
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崎の湯では髪の毛や身体を洗うことができないので行かれるときは注意してください!
なんでもお湯が海に流れるからだそうです。海の汚染を防ぐためには致し方ないので他のところで洗いましょう!
崎の湯、一度いってみたいなぁ~
まとめ
以上が日本の三大古湯でした。日本書紀にも書かれているくらい大昔からある温泉たちです。
そんな昔から温泉がいま私たちがいる現代でも存在していて、入れるなんてロマンを感じますね~