京都の金閣寺と銀閣寺では、どっちが人気なのか違いを比較しどちらに行くべきか解説します。
「金閣寺」と「銀閣寺」どっちが人気かというと
- アクセスの良さで選ぶなら→銀閣寺
- 写真映えするのは→金閣寺
- 外国人観光客に人気なのは→金閣寺
- 口コミ評価が高いのはどっち?→何を求めるかによる
- どちらが混雑しにくいのは→銀閣寺
金閣寺から銀閣寺までの直線距離は約6〜7km、時間に余裕があれば、どちらも観光するのがおすすめです。
「金閣寺」と「銀閣寺」の主な違いはこちらです。
- 建築スタイルや外観の違い
- 歴史・建立の背景と年数
- 高さや構造の比較
- 敷地の広さと境内のスケール感
- それぞれの見どころと魅力
- アクセスや立地条件
- 雰囲気・空気感の違い
- 歴史的価値と世界遺産としての評価
- 混雑の傾向と快適度
「金閣寺」と「銀閣寺」どっちに行くか迷ったら、
- インスタ映えを狙いたい人 →金閣寺
- 静かに落ち着きたい人 →銀閣寺
- 京都初めての人 →金閣寺
- 修学旅行・家族連れの場合 →学生は金閣寺・家族連れは銀閣寺
- 芸術・文化に触れたい人 →銀閣寺
本文では、それぞれの違いや見どころなどさらに詳しくご紹介します。
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金閣寺と銀閣寺どっちが人気?観光客に選ばれる理由
金閣寺と銀閣寺どっちが人気なのか、観光客に選ばれる理由について解説します。
- アクセスの良さで選ぶなら銀閣寺
- 写真映えするのは金閣寺
- 外国人観光客に人気なのは金閣寺
- 口コミ評価が高いのはどっち?
- どちらが混雑しにくいのは銀閣寺
アクセスの良さで選ぶならどっち?
アクセス面での便利さは、やや銀閣寺に軍配が上がります。
金閣寺へは京都駅からバスで約40分、「金閣寺道」バス停下車後すぐですが、観光シーズンは渋滞や満員バスに悩まされることも。
一方、銀閣寺も最寄駅はなく、バスでのアクセスとなりますが、「哲学の道」や南禅寺・永観堂といった観光ルートの一部として組み込みやすいという点で利便性が高いんです。
周辺エリアも徒歩でまわれるスポットが多いため、観光効率を考えるなら銀閣寺がやや有利です。
写真映えするのはどっち?
これは圧倒的に金閣寺。
舎利殿が池に映る「鏡湖池ショット」は、まさに“ザ・京都”なビジュアル。
金色に輝く建物は、晴れた日なら文句なしの映えポイントで、外国人観光客やインフルエンサーにも大人気です。
銀閣寺も自然美や枯山水の構図が美しく、しっとりとした和の雰囲気を撮るには最適ですが、「目を惹くインパクト重視」なら金閣寺が勝ちといえます。
外国人観光客に人気なのは?
金閣寺です。
世界的にも知名度が高く、海外のガイドブックにも必ず載っている定番スポット。
金閣寺は“ゴールデン・パビリオン”として親しまれており、その豪華さとシンボリックな見た目が高評価です。
外国語の観光案内やパンフレットも充実しており、施設としての「おもてなし対応」も優秀。
銀閣寺は静かな日本文化を体験したい層には人気ですが、全体的には金閣寺の方が圧倒的に外国人観光客が多い印象です。
口コミ評価が高いのはどっち?
どちらも評価は高いのですが、内容に違いがあります。
金閣寺の口コミは「迫力がある」「とにかくキレイ」「一度は見たい」という満足感の高さが目立ちます。
銀閣寺の口コミは「落ち着いて心が洗われる」「庭園が美しい」「静かに過ごせる」といった癒しや深さへの共感が多いです。
派手さなら金閣寺、静かな魅力なら銀閣寺、評価のベクトルが違うんですよね。
なので、満足度という点では「どちらを求めるか次第」と言えるでしょう。
どちらが混雑しにくい?
混雑しやすいのは金閣寺。
特に土日祝や修学旅行シーズンは、団体客でにぎわい、写真撮影も順番待ちになるほど。
一方の銀閣寺も人気ですが、敷地の構造上、混雑が分散されやすく、「ゆっくり歩ける」と感じる人が多いです。
「人の少なさ」で選ぶなら銀閣寺の方が快適に過ごせます。
金閣寺と銀閣寺の違いを徹底比較!特徴・歴史・雰囲気
金閣寺と銀閣寺の違いを特徴・歴史・雰囲気などについて徹底比較し詳しく紹介していきます。
- 建築スタイルや外観の違い
- 歴史・建立の背景と年数
- 高さや構造の比較
- 敷地の広さと境内のスケール感
- それぞれの見どころと魅力
- アクセスや立地条件
- 雰囲気・空気感の違い
- 歴史的価値と世界遺産としての評価
- 混雑の傾向と快適度
それぞれの違いについての比較表はこちらです。
比較項目 | 金閣寺 | 銀閣寺 |
---|---|---|
建築スタイルと見た目 | 金箔が輝く豪華な外観 | 木造で落ち着いた佇まい |
建立の時代と将軍 | 1397年・足利義満 | 1482年・足利義政 |
高さと構造 | 3階建・約12.5m | 2階建・約9m |
敷地の広さ | 約13万㎡で開放的 | 約6万㎡でコンパクト |
主な見どころ | 金閣と池の景観 | 枯山水と庭園美 |
アクセスと立地 | 市街地から北西・単独訪問向き | 北東・周辺観光地と併せやすい |
雰囲気の違い | 華やかで観光地感が強い | 静かで落ち着いた空気 |
歴史的価値 | 北山文化の象徴・豪華さ | 東山文化の象徴・わびさび |
混雑と快適さ | 混雑しやすい・賑やか | 比較的空いていて静か |
建築スタイルや外観の違い
まず外観の印象からガラッと違うのが金閣寺と銀閣寺の特徴です。
金閣寺はご存じのとおり、全体が金色に輝いていて、とにかくインパクト抜群なんですよ。
正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といい、舎利殿(いわゆる金閣)は3階建てで、上層になるほど仏教建築の様式が強まっていきます。
屋根には鳳凰が乗っていて、それがまた「これぞ京都!」って感じで写真映えしますよね。
一方の銀閣寺は「慈照寺(じしょうじ)」という名前で、見た目はかなり控えめ。
だけどそれが良いって人も多いんです。
銀箔は実際には貼られておらず、落ち着いた木造建築の質感が「わび・さび」の世界観を表しているんですよ。
金の派手さに対して、銀の静けさ、この対象的な美しさが両者の大きな違いです。
建物そのものの姿勢が違うんですよね。
「魅せる金閣」「染みる銀閣」って言われるくらい。
だから、派手な建築美に魅力を感じるなら金閣寺、静けさと渋みを感じたいなら銀閣寺。
そんな選び方がしっくりきますよ。
歴史・建立の背景と年数
歴史の面でも、金閣寺と銀閣寺には興味深い違いがあります。
金閣寺が建てられたのは1397年。
室町幕府の三代将軍・足利義満によって建てられました。
彼は当時の権力の象徴として、この金ピカの寺をつくったんですよね。
もう「オレ、すごいだろ?」感が全開。
一方の銀閣寺は、それからおよそ100年後の1482年、足利義政によって建立されました。
義政は義満の孫にあたるんですけど、同じ将軍でも性格がぜんぜん違うんです。
義政は派手なことがあまり好きじゃなくて、むしろ「わび・さび」に惹かれるタイプ。
だから銀閣寺は金閣寺とは対照的に、静かで簡素な美しさがテーマになっているんですよ。
このあたりの背景を知ってから行くと、建物に込められた思いまで見えてきます。
そして実際、銀閣寺には「東山文化」の象徴がたくさん残されていて、文化的な深みがすごいんですよね。
なので、「どっちが古い?」というと金閣寺の方が古く、権力の象徴。
銀閣寺は少し後の時代に、「美を楽しむ文化の中心地」として作られたってことなんです。
高さや構造の比較
高さや建築構造でも違いがあります。
金閣寺の舎利殿は高さ約12.5メートル。
3階建てで、各階ごとに異なる建築様式(1階:寝殿造、2階:武家造、3階:禅宗仏殿造)が用いられていて、これがまた芸が細かいんですよ。
それに対して銀閣寺の観音殿は、2階建てで比較的小さめ。
高さは約9メートル程度とされています。
でもこのコンパクトさが、また良いんですよ~。
構造は非常にシンプルで、木材のぬくもりや風合いをそのまま活かしたデザインになっています。
金閣寺は「どこから撮っても絵になる!」という感じですが、銀閣寺は「じっくり見れば見るほど深みが出る」ってタイプです。
高さで言えば金閣寺のほうが目立ちますが、構造の味わいでは銀閣寺も負けてないですね。
敷地の広さと境内のスケール感
金閣寺と銀閣寺は、敷地の広さにも明確な違いがあります。
金閣寺の境内面積はおよそ13万平方メートル。
観光ルートも広く、池や庭園、参道などを含めて開放的でスケールが大きい印象があります。
一方、銀閣寺の敷地はおよそ6万平方メートルほどで、金閣寺の約半分程度の広さとなっています。
ただし、銀閣寺は限られた空間を最大限に活かした枯山水庭園や石畳の小径など、「凝縮された美」が感じられる構成になっていて、決して物足りないという印象は受けません。
広大で豪華な金閣寺、コンパクトで奥ゆかしい銀閣寺。
それぞれのスケール感が、全体の印象にもしっかりと表れているんです。
それぞれの見どころと魅力
金閣寺はとにかく「舎利殿の金ピカ」!
池に映る金閣の姿はほんとに幻想的で、「ザ・京都観光」っていう写真が撮れるスポットとして大人気です。
庭園も池を中心に配置されていて、回遊式の造りが美しく、どこから見ても画になる設計です。
それに対して銀閣寺は「庭園の美しさ」と「枯山水」が最大の見どころ。
特に「向月台(こうげつだい)」という白砂の山と、「銀沙灘(ぎんしゃだん)」という波模様の砂の庭が印象的。
これは「月の光を反射させるため」なんて説もあって、奥が深いんですよ。
建物自体よりも、庭や自然との一体感を楽しむのが銀閣寺の魅力なんですね。
だから、きらびやかな体験を求めるなら金閣寺、静かで味わい深い時間を過ごしたいなら銀閣寺、ってことになります。
どちらも日本文化の粋がつまった名所なので、見どころは満載ですよ!
アクセスや立地条件
アクセス面では、金閣寺と銀閣寺はどちらも市街地から少し離れた場所にありますが、実は立地の“使いやすさ”に違いがあるんですよ。
まず金閣寺は、京都市の北西エリアにあります。
最寄り駅は地下鉄の「北大路」駅ですが、そこからはバスに乗り換えて約10~15分。
京都駅からだと、直通の市バス「101系統」か「205系統」に乗って40分程度かかります。
一方、銀閣寺は京都市の北東に位置していて、最寄りの鉄道駅は少し遠めなんですが、「哲学の道」や南禅寺・永観堂など、他の観光地とルートで繋がっているのが魅力です。
京都駅から行く場合は、「銀閣寺道」バス停が便利で、こちらも40〜45分くらいですね。
でも、アクセスの便利さだけでなく、“周辺の観光ルートに組み込みやすいかどうか”で見ると、銀閣寺の方が周遊しやすいと感じる人が多いかもしれません。
特に、「哲学の道」は春の桜、秋の紅葉で有名なので、銀閣寺をゴールにして歩くコースが人気なんです。
金閣寺は単独で行く感じの立地なので、「ここだけ行くぞ!」って人向けかもですね。
アクセスのしやすさで選ぶなら、どちらもややバス移動が前提になりますが、周辺との組み合わせで考えるなら銀閣寺が少し有利です!
雰囲気・空気感の違い
両者の「空気感の違い」は、実際に訪れた人が一番印象に残るところかもしれません。
金閣寺はやっぱり観光感が強くて、「ここが有名な金閣寺か~!」とテンションが上がる場所なんですよ。
建物の迫力、池に映る金色の反射、団体観光客や外国人観光客の多さもあって、にぎやかで活気のある雰囲気です。
でもその分、静かに過ごすというよりは「映えを楽しむ」「有名スポットで写真を撮る」という目的が中心になるかも。
それに対して銀閣寺は、本当に静かで落ち着いた雰囲気。
境内を歩いていても、観光地というより「庭と一体になって心を落ち着ける場所」っていう感覚なんです。
枯山水の庭園、木々の音、鳥のさえずり…。何気ないけど心に染みる空間です。
訪れる人もどこか穏やかで、「静かにゆっくり見よう」という空気が流れています。
ざっくり言えば、金閣寺は“パッと目に楽しい華やかさ”、銀閣寺は“じわじわ沁みる奥ゆかしさ”。
どちらも素晴らしいですが、求めている時間の過ごし方で選ぶのが正解だと思いますよ!
歴史的価値と世界遺産としての評価
どちらも世界遺産「古都京都の文化財」に登録されているだけあって、歴史的価値はどちらも抜群です。
でも、評価されているポイントがちょっと違うんです。
金閣寺は足利義満による「北山文化」の象徴として、当時の政治権力と芸術文化が融合した存在として評価されています。
舎利殿は、唯一現存する北山文化の代表的建築で、これはもう国宝級の価値なんですよ。
さらに、庭園や建物の配置も含めて「極楽浄土の世界観」を表現している点も見逃せません。
対して銀閣寺は、東山文化の象徴として「わび・さび」の精神を体現している建築。
文化庁やユネスコも、この“質素さの中に宿る美”を評価しています。
また、銀閣寺の庭園デザインは後の日本庭園に大きな影響を与えていて、「日本美の原点」とも言われることがあるんですよ。
華やかさで世界を魅了する金閣寺、渋みと精神性で評価される銀閣寺。
どちらも日本の文化史に欠かせない存在です!
混雑の傾向と快適度
結論から言うと、金閣寺の方が明らかに混雑しやすいです。
特に土日祝や修学旅行シーズンは、入口から列ができていることも珍しくないですね。
撮影ポイントでは人が密集しがちで、「あれ?これ人の頭しか写ってない…」なんてことも。
でもその分、観光地としての整備はしっかりしていて、案内板や売店、お土産屋さんなどが充実しています。
一方で銀閣寺は、観光客は多いですが、境内の構造が広がっているので「混雑感」はかなり少なめ。
ゆったりと庭園を歩いたり、景色を楽しんだりしながらマイペースに過ごせるんです。
静かに過ごしたい方には本当におすすめですよ。
混雑が苦手な方、特に平日休みの人には銀閣寺が断然快適だと思います!
実際に行った人の口コミから見るリアルな印象
実際に行った人の口コミから見るリアルな印象についてまとめてみました。
金閣寺推しの声まとめ
金閣寺を訪れた人からの声でいちばん多いのは、「見た瞬間に圧倒された!」という感動の口コミです。
やっぱり、あの金ピカの建物が池に映る姿を目の前にすると、「うわっ…これ本物やん…!」と感動しちゃうんですよね。
とくに外国人観光客からの支持も強く、「京都といえば金閣寺!」という印象を持っている人が多いです。
SNSでも「#金閣寺」で検索すると、季節ごとの絶景ショットが山ほど出てきます。
「期待以上だった」「これぞ日本の美!」という声もたくさんありますし、インスタ映えを狙う観光客にも大人気です。
また、「アクセスはやや不便だけど、それでも行く価値がある」という評価も多く見られます。
「京都初心者にはとりあえず金閣寺がおすすめ!」という声が多いのも納得です。
観光地としての完成度、見どころの派手さ、記憶に残るインパクトを重視するなら、金閣寺は間違いない選択肢かもしれませんね。
銀閣寺推しの声まとめ
一方、銀閣寺を推す声で目立つのが、「静かで心が落ち着いた」「時間がゆっくり流れる感じが良かった」という口コミです。
特に庭園が美しいという声が多く、「枯山水の美しさに感動した」「向月台と銀沙灘はまさに芸術」などの感想がたくさん見られました。
また、「写真よりも現地の雰囲気が圧倒的に良い」「写真じゃ伝わらない美しさがある」という声もあります。
派手な印象はないけれど、深い味わいがある。そんな“通好み”の寺として評価されている印象です。
あと、「哲学の道からのルートが楽しかった」「帰りに永観堂や南禅寺にも寄れてよかった」という、観光の流れの中で高評価する声もありますね。
「二度目の京都で銀閣寺に行って、こっちのほうが好きになった」という人も多いです。
金閣寺の派手さと比べて、銀閣寺は“沁みる系”。
静かに京都を味わいたい人には本当にぴったりなんですよね。
両方行った人の率直な感想
両方を実際に訪れた人の声で多かったのは、「それぞれの良さがまったく違う!」という感想です。
金閣寺は「圧倒的なビジュアルで一瞬で心をつかまれる」、銀閣寺は「じわじわくる奥深さがある」という感じで、どちらも良いけど“体験の質”が違うんです。
「金閣寺は“観る”、銀閣寺は“感じる”って感じでした」「観光の初日に金閣、最終日に銀閣に行ったらバランスがよかった」なんて声もありました。
なかには「金閣寺はSNS映えに、銀閣寺は心の癒しに」と言い切る人もいて、それぞれの特徴がはっきり分かれるようです。
また、「どちらか一方なら金閣寺。でも、京都をもっと深く味わいたいなら銀閣寺も外せない」といった“どっちも推し”の意見も多かったです。
どちらが優れているというより、「何を求めているか」で選ぶべき、というのがリアルな口コミの結論っぽいですね。
個人的には、初めて京都に行くなら金閣寺、二度目以降や静かな時間を求めるなら銀閣寺、そんなふうに両方楽しむのがベストかなと思いますよ!
金閣寺と銀閣寺どっちがおすすめ?タイプ別で選ぶ寺院
金閣寺と銀閣寺どっちがおすすめか、タイプ別で選ぶ寺院の選び方を紹介します。
- インスタ映えを狙いたい人 →金閣寺
- 静かに落ち着きたい人 →銀閣寺
- 京都初めての人 →金閣寺
- 修学旅行・家族連れの場合 →学生は金閣寺・家族連れは銀閣寺
- 芸術・文化に触れたい人 →銀閣寺
インスタ映えを狙いたい人
とにかく「映える写真を撮りたい!」という方には、断然金閣寺がおすすめです!
金色に輝く舎利殿が池に映るシーンは、まさに“奇跡の一枚”を撮れる絶景ポイント。
四季ごとに背景も変わるので、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節に行っても間違いなし。
「#金閣寺」で検索すると、世界中から投稿された美しい写真がズラリと並んでいて、その映え力は京都随一です。
建物そのものが非日常的なインパクトを持っているので、スマホのシャッターを切る手が止まりません。
「SNSにアップするならここしかない!」という気持ちで訪れる人も多いですし、海外からの観光客にもとにかく大人気。
一方で銀閣寺は、インスタ映えというよりも“雰囲気映え”の場所。
静かな庭園や枯山水、落ち着いた背景の中で、ちょっと控えめな美しさを表現したい人には向いているかも。
だけど、純粋なインパクトや「派手さ」で選ぶなら、やっぱり金閣寺が最強ですね!
静かに落ち着きたい人
日常から離れて、静かに自分と向き合いたい…そんな方には銀閣寺がぴったりです。
境内に一歩入った瞬間から、空気がしんとしていて、まるで別世界。
庭園の白砂、苔の緑、枯山水の静けさ…どれもが心を落ち着かせてくれます。
観光地とはいえ、銀閣寺は“祈りの場”としての雰囲気が色濃く残っていて、喧騒から離れたい人には理想的な空間なんですよね。
人が多くてもどこか静かで、みんなが自然と声を抑えて歩いているのもポイントです。
「景色を楽しむ」というより、「空気を感じる」という体験ができるのが銀閣寺の魅力です。
金閣寺が“刺激”だとすれば、銀閣寺は“癒し”。日頃の疲れをリセットしたい人には、本当におすすめですよ。
京都初めての人
初めての京都観光で、「とりあえず代表的なところに行きたい!」という方には、金閣寺をおすすめします!
やっぱり金閣寺は「京都=金閣寺」というくらい、有名度が別格。
パンフレットや教科書で見たことのある景色が目の前に広がるあの瞬間は、やっぱりテンションが上がります。
「本物を見られた!」という満足感も大きく、旅行の記憶に残る度合いも高いです。
定番スポットをまず押さえたい人、初めてだから外したくないという人には、間違いのない選択ですよ。
もちろん銀閣寺も素敵なんですが、どちらか一つだけを選ぶなら、インパクトという面で金閣寺がややリードかも。
ただし、「静かな京都」を求める人なら、銀閣寺スタートもありです!
修学旅行・家族連れの場合
修学旅行や家族旅行で訪れるなら、目的によってどちらを選ぶか決めるのがポイントです。
子どもや学生が多いグループなら、やっぱり金閣寺が人気!
見た目のわかりやすさ、写真に撮ったときの満足感、話題性など、誰でも楽しめる要素が詰まっているのでハズレなし。
おじいちゃんおばあちゃんなど、年配の家族と一緒の場合は、銀閣寺のほうがゆったりと過ごせるのでおすすめです。
バリアフリー面ではどちらもある程度整備されていますが、銀閣寺のほうが全体的に落ち着いたペースで観光できますよ。
「子どもウケ」を重視するなら金閣寺、「落ち着き」を求めるなら銀閣寺、と覚えておくといいかもですね!
芸術・文化に触れたい人
日本の伝統文化、美意識、建築や庭園に興味がある人には、銀閣寺がおすすめです。
「わび・さび」の象徴とも言える銀閣寺の空間は、美の本質に触れたい人にとってはたまらないスポット。
枯山水の庭や、苔の繊細な美しさ、質素な建物に宿る精神性など、“引き算の美”を体感できます。
一方で、金閣寺も「北山文化」の豪華絢爛な代表例として、当時の権力者たちの美意識を感じられる場所です。
豪華な装飾、対称的な建築、計算された庭園の配置など、芸術性は高いです。
なので、派手な美を楽しみたいなら金閣寺、精神的な美を深く味わいたいなら銀閣寺。
どちらも“芸術”という意味では超一級の名所ですので、自分の感性に合ったほうを選んでみてくださいね!
金閣寺と銀閣寺の共通点とは?
金閣寺と銀閣寺の共通点をご紹介します。
どちらも室町時代の名建築
まず大きな共通点のひとつが、「どちらも室町時代に建てられた名建築」だということ。
金閣寺は足利義満、銀閣寺はその孫の足利義政によって建立されました。
時代としては、14世紀末から15世紀末あたり。つまり、約600年もの歴史を持っているということになります。
しかも、どちらの寺も将軍自身が暮らした「山荘(別邸)」が原型になっていて、後に禅寺として整えられていったという背景があるんです。
もともと住まいだった場所が、現在は世界に誇る観光名所として存在しているって、なんだかロマンを感じますよね。
だから、両方とも「政治×文化×建築」の集大成として誕生したという意味でも、すごく似たルーツを持っているんです。
世界遺産に登録されている
2つ目の共通点は、どちらもユネスコの世界遺産に登録されているという点。
「古都京都の文化財」として、1994年に正式に登録されました。
この世界遺産登録は、“人類全体の宝”として守るべき価値があると認められた証なんですよ。
金閣寺は「北山文化」、銀閣寺は「東山文化」の象徴的存在として、それぞれの時代の美意識や価値観を今に伝える重要な文化遺産です。
だからこそ、日本人にとっても誇らしい存在だし、海外の観光客にも人気が高いんですよね。
「京都に行ったら必ず訪れる場所」として、両方とも世界レベルで知られているんです。
文化財としての保存が徹底されている
3つ目の共通点は、どちらも歴史的価値を持ち、文化財として丁寧に保存されていることです。
銀閣寺の「観音殿(通称:銀閣)」は、現存する室町時代の建築として1952年に国宝に指定されています。
一方で金閣寺の「舎利殿(通称:金閣)」は、1950年に放火により焼失したため、現在の建物は1955年に再建されたものです。
そのため、舎利殿自体は国宝や重要文化財には指定されていませんが、再建に際しては忠実に復元されており、当時の姿をほぼそのまま再現しているとされています。
両寺とも、文化財保護の観点から、修復には専門の技術と時間をかけて対応し、非公開エリアの管理や庭園の保全にも力が入れられています。
目に見える部分だけでなく、文化的・歴史的な価値を守る取り組みが徹底されている点も、共通した魅力のひとつです。
四季折々の景観が美しい
そして忘れてはいけないのが、両寺ともに「四季折々の美しさがある」という点。
金閣寺は冬の雪景色がまるで金の神殿のようで、白銀の世界に浮かぶ金閣の姿はため息ものです。
春には桜、夏は緑、秋は紅葉と、季節ごとに違う表情を見せてくれます。
銀閣寺は自然との一体感が魅力で、特に秋の紅葉は本当に見事なんですよ。
庭園に赤や黄色の葉が舞い落ちる様子は、まさに“和の風情”。
それぞれ違う魅力を持ちながら、どちらも季節を通して「日本の美」を感じられる空間なんです。
いつ訪れても違う景色に出会える、というのも金閣寺・銀閣寺ならではの楽しみ方ですね。
金閣寺と銀閣寺どっちが人気?違いを比較しどちらに行くべきか解説まとめ
京都の金閣寺と銀閣寺では、どっちが人気なのか違いを比較しました。
「金閣寺」と「銀閣寺」どっちが人気かというと
- アクセスの良さで選ぶなら→銀閣寺
- 写真映えするのは→金閣寺
- 外国人観光客に人気なのは→金閣寺
- 口コミ評価が高いのはどっち?→何を求めるかによる
- どちらが混雑しにくいのは→銀閣寺
金閣寺から銀閣寺までの直線距離は約6〜7kmありますが、時間があれば、ぜひどちらも観光してみてくださいね。
「金閣寺」と「銀閣寺」の主な違いはこちらです。
- 建築スタイルや外観の違い
- 歴史・建立の背景と年数
- 高さや構造の比較
- 敷地の広さと境内のスケール感
- それぞれの見どころと魅力
- アクセスや立地条件
- 雰囲気・空気感の違い
- 歴史的価値と世界遺産としての評価
- 混雑の傾向と快適度
「金閣寺」と「銀閣寺」どっちに行くか迷ったら、
- インスタ映えを狙いたい人 →金閣寺
- 静かに落ち着きたい人 →銀閣寺
- 京都初めての人 →金閣寺
- 修学旅行・家族連れの場合 →学生は金閣寺・家族連れは銀閣寺
- 芸術・文化に触れたい人 →銀閣寺
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